シンガポールイベントカレンダー
銀行の責任でもあるの? ある女性はシンガポールでは珍しいサンダーティーライスの広告を見つけた。
2個買えば1個無料とのことで、これはお買い得だと思いそのサイトをクリック。 彼女は販売元の担当者とメッセージアプリを介して連絡を取り合い、送付先などを入力するためのリンクを送ってもらったのだそう。
そのリンクをクリックすると、“Grab and Go” というアプリがインストールされたのだそうだ。 次の日の午後、女性は自分のスマホの動きがおかしいことに気がついた。 そしてその数時間後、銀行から電話があり、6000ドルの送金を知らされたそうだ。 全く心当たりが無かったため、口座の凍結を依頼した。
しかし、数時間後再び銀行から連絡を受け、残高のほぼ全額37,466ドルが引き落とされたことを知ったのだった。 女性は私立大学へ通う息子の学費や生活費などをごっそりと奪い取られてしまい途方にくれたそうだ。
そして、口座の凍結を依頼したにもかかわらず対応が間に合わなかった銀行に対しても強い怒りを感じたのだという。
口座の凍結って即座にできるものじゃないの? 一度6000ドルものお金が不審に引き出されているのが分かっているのなら、その時点で食い止めてほしかった、って思ってしまうのは当然かと思う。 これほど詐欺の案件を目にすると、けっして他人事ではないことを痛感するよ。