シンガポールイベントカレンダー
こんにちは。
今日は「コンサートなどのチケット
まず最初に結論からお伝えすると。
チケット転売は、シンガポールでは違法ではありません。
ただし、主催者の規約に違反したり、詐欺行為に関わった場合はチケットが無効になる、または犯罪と見なされるリスクがあります。
では、「売る側」「買う側」それぞれがどんな点に気をつければいいのか、詳しく見ていきましょう。
そもそも「チケット転売」って?
「チケット転売(スカルピング)」とは、人気イベントのチケットを購入して、あとからより高い値段で他人に売る行為のこと。
例えば、2023年のテイラー・スウィフトのコンサートでは、定価348ドルのチケットが、なんと1,200ドルで転売されていた…なんて話もありました。
転売って法律的にはどうなの?
繰り返しになりますが、シンガポールではチケット転売は法律違反ではありません。
買いたい人と売りたい人が合意していれば、価格の設定も自由です。
ただし、大切なのはイベント主催者のルール(利用規約)。
チケットの中には「転売禁止」と明記されているものもあり、そういった場合は:
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チケットが無効になる可能性あり
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入場できない
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返金もなし
という、かなり厳しいリスクがあるんです。
売る側のリスク
転売でお小遣い稼ぎをしたい人もいるかもしれませんが、以下のリスクを理解しておきましょう:
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❌ チケットが無効化される可能性
→ 利用規約に違反すると、主催者が一方的に無効にすることがあります。 -
❌ 買った人からのトラブルにつながる可能性
→ チケットが無効になったら、買った人が怒って連絡してくる…なんてことも。
エド・シーランのコンサートでは、本人確認が徹底され、転売チケットでは入れなかった人もいたとか。
買う側のリスク
「どうしても行きたい…でも正規チケットが取れなかった」
そんなとき、転売チケットに手を出したくなりますよね。
でも、注意すべきポイントもたくさんあります。
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⚠️ 無効チケットのリスク
→ 規約違反で無効になっていたら、入場できない可能性あり。 -
⚠️ 詐欺に遭うリスク
→ SNSや掲示板でチケット詐欺が横行。実際に2023年には、テイラー・スウィフトのチケット詐欺で50人以上が被害に。合計45,000ドルがだまし取られました。
詐欺に遭ってしまったら?
もし「チケットが届かない」「偽物だった」など、詐欺にあってしまった場合は、以下の対応を:
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警察に通報
→ すぐに警察に連絡し、詐欺の被害を報告しましょう。 -
消費者協会(CASE)に相談
→ 不当な販売や詐欺行為に対して、調査・対応してくれる団体です。
→ 購入履歴ややりとりのスクショ、警察レポートを添えて申請できます。
転売チケットを買うときにできる対策
やむを得ず転売チケットを買うなら、少しでも安全に取引するために、以下のポイントを押さえておきましょう。
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利用規約をしっかり確認する(「転売禁止」ならやめておくのが無難)
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価格を比較する(極端に高すぎるものは要注意)
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イベント主催者に確認する(本物かどうか問い合わせOK)
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可能な限り対面取引をする(現物を見て支払うのが一番安心)
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支払いは安全な方法で(エスクローサービスがあると◎)
まとめ:正規ルートがいちばん安心
転売チケットは法律上はOKでも、無効化や詐欺のリスクが高いのが現実。
どうしても行きたいイベントがあるなら、公式のプレセールや抽選を狙ったり、ファンクラブに入ったりして、正規ルートで入手するのが一番安全で安心です。
それでも転売チケットを検討するときは、しっかり情報を確認して、自分を守る行動をとってくださいね。
それでは、みなさんが素敵なイベントを安全に楽しめますように!
ソース:https://singaporelegaladvice.com/law-articles/illegal-resell-tickets-higher-prices-singapore/#:~:text=While%20ticket%20scalping%20is%20legal,3%20years%20and%2For%20fined.