およそ4年間にわたり、自宅で違法な送金ビジネスを行っていた男にS$35,000(約280万円)の罰金刑が言い渡された。
タイ国籍で29歳のこの男は、シンガポール金融管理局からの許可を得ることなく2013年から2016年の間に500回以上、合計S$730,000(約5800万円)を送金し、コミッションとしてS$5,220(約42万円)を得ていたという。
又、シンガポールを出国する際に多額の所持金を無申告で持ち出していた罪に対しても罰金が科された。男はおよそ2年半で合計S$200,000近くの現金をシンガポールから持ち出したということだ。
男は、2013年当時無職だった自分の妻に、タイ銀行の口座を利用して送金ビジネスし、お金を稼ぐよう持ちかけた。
ナイトクラブを経営する友人の送金を手助けする代わりに手数料として10ドルが支払われたということだ。
これが口コミで同僚や友人の間に広まり、送金ビジネスが拡大していったという。
共犯者の妻は起訴はされず、厳重注意処分となった。夫婦は反省の意を表しているということだ。
最初はちょっとした出来心で始めたのかもしれないけれど、あまりにも美味しすぎて途中でやめることが出来なくなってしまったのかもね。
だけど、残念ながら違法は違法だものね。
https://www.channelnewsasia.com/news/singapore/man-fined-s-35-000-for-running-illegal-remittance-business-at-9831826?cid=fbcna