シンガポール国産豚の食べ方 22話: 13th guy ケバブのあんちゃん


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13th guy : ケバブのあんちゃん

久しぶりに時間できたので書いて見る。   ちょうど去年のラマダン時期にケバブと知り合った。   初めて降り立つ駅でラマダン時期のナイトマーケットやっていて、自分にとっては全てが新しいものだったのと、   日本の夏祭りがなんか知らないけどワクワクするのと同じ感覚で見かけたから行ってみた。   ケバブが好きで、あの肉が象の足だとこの間まで騙されていたほど関心はあって。   その足がグルングルン回ってたから、その日の食事にしようかどうかと考えてたところ、ケバブケバブケバブ言ってた怪しい声のヒゲの兄ちゃんに会った。   冗談なしに、 ケバブケバブケバブケバ・・・ブ?へと掛け声がかわった。   それくらいドラマチックに私を見つけた瞬間にそうなって、だから私も気になって足を止めてしまった。   そしてウインクされてHey prettyなんて呼ばれたら。。。。。   六本木にいるくそ怪しいケバブ人とどこも同じだなって思うよな。   悪い気はしないから、そのまま買おうとしてたら、ニコニコしてウインクばかりして、一向に渡してくれなくて、   むしろ次にきたお客さんに先に渡したりとかしながら私とコミュニケーションを取ろうとする。  

こっち腹減ってるから。

  ちょっとイラってしたら、   最後にケバブと一緒に連絡先くれたら渡すよって言うんで、悪い気はしなかったからケバブと引き換えに番号と金払った。   ↑ 金はしっかり取られてる。   それから毎日毎日毎日メールと電話の嵐で、 ナイトマーケット後に初めてデートして、   その時はまだ外国人慣れしていない私はチューの激しさに嬉しくなって次に会うことも約束した。

ホテル81

エジプト人のケバブは、めちゃめちゃでかくで硬くて、   でも女性軽視の国だからか甘いエッチというよりは暴力的で扱いがひどいので、2回エッチしただけで終わったけど、   対して話もしてないのに結婚をチラつかせられ、 アッラーがどれだけ偉大なのかを教えられ、   結婚したら日本で働く、そしたら一緒にオーストラリア行こうとか、   ナイトマーケット後に働いてるアラブストリートのレストランに行ったらそこにいとこも働いていて、   そのいとこにもケバブは君のこと本当に愛しているんだとか、   簡単に愛とかいう時点でビサ目的が見えてたから、   日本に完全帰国するからと言ってさようならしました。   その半年くらいして、普通にアラブストリートが好きだから歩いてただけなのに身バレして、   夕飯作ってあげるとケバブくれて、飲み物もくれて、   半年会わなくても身バレしていることに恐怖を覚えてから着信拒否しました。   そしたら先月のラマダンで、有名なナイトマーケットでまたケバブ出してて、   身バレして別の方法で連絡してきて、   容易に連絡先は教えるものじゃないなと学びました。   アラブストリート好きなのに行けなくなっちゃた。。。。

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