シンガポールイベントカレンダー
うにうにはシンガポールウォッチャーで知られてて、長文ブログで人気なんだけど、ハロアジみたいな人は何書いてあるか分からないんだよね。
はろあじ
なので、ChatGPT様を使って短くしてもらいました! 長文嫌いな人!レポート読むのが嫌いな人用のまとめですー
うにうに
*でも、結局ファクトしか書かれていないのでセーフかなと。
ソース:https://uniunichan.hatenablog.com/entry/20230227_ONEpass
ハロアジです。
今回は、うにうに @ シンガポールビザマニア が解説した 「ONEパス」 について要約して伝えます。
ONEパスとは?
正式名称:Overseas Networks & Expertise Pass
2023年にシンガポールが導入した、年収3,600万円以上(基本月収30,000SGD以上)の高所得者向け就労ビザ。
シンガポール政府は、「世界のトップタレントを集めるための特別なビザ」 としている。
EP(Employment Pass)との違い
- ONEパスは企業のビザスポンサーが不要
- 複数の企業で働くことが可能
- 有効期間5年(更新可)
取得しやすい対象者
- 複数企業を経営する予定の人(EPではできないが、ONEパスなら可能)
- すでに基本月収3万SGDを超えている人(失職時の滞在ビザ確保にもメリットあり)
- EPの取得が難しいフリーランスや個人事業主(企業のビザスポンサー不要なので有利)
- 永住権(PR)を取得予定だが、PRが下りるまでのつなぎが必要な人
- 子どもの兵役(NS)を回避したい人(PRを取らずに長期滞在できる)
- 現在、EPで違法に複数企業を経営している人(ONEパスなら合法化できる)
ONEパスの主な特徴
1. 企業のビザスポンサー不要
EPやSパスは、シンガポールに登記された企業のスポンサーが必要 だが、ONEパスは個人の属性のみで取得できる。
これにより、勤務先が変わってもビザの再申請は不要 で、EPのような企業の外国人枠制限(クオータ)やCOMPASS制度の影響を受けない。
2. 複数の企業での就労・経営が可能
ONEパスは複数の企業での就労や経営が可能。
EP保持者は原則として1社のみでの就労 しかできないが、ONEパスは自由度が高い。
「EPがあるのに副業をしている人」 は違法になる可能性があるが、ONEパスを取得すれば合法化できる。
3. 家族の滞在ビザ(DP/Long-Term Visit Pass)が取得可能
EPと同様に、ONEパス保持者の家族もシンガポールに滞在可能。
- Dependant’s Pass(DP):配偶者・21歳未満の実子・養子
- Long-Term Visit Pass(LTVP):事実婚パートナー・21歳以上の障害がある子ども・未婚の継子・両親
また、配偶者は就労許可(LOC)を取得すれば働くことも可能。
4. 活動報告義務がある
EPやPEPにはなかった活動報告義務がONEパスにはある。毎年、以下の情報をMOMに提出する必要がある。
- 過去1年のプロフェッショナル活動の詳細
- 全プロフェッショナル活動から得た1年の給与所得
この報告は更新時の審査に利用されるため、適当にはできない。
ONEパスの取得条件
① 年収基準
基本月収 30,000SGD(約360万円)以上 が必要。ボーナスやインセンティブ収入は含まれず、固定給与のみ での計算。
例:
- 日本企業で月給300万円+ボーナス300万円 → NG(ボーナスは考慮されない)
- シンガポール企業で月給310万円(固定) → OK
過去1年の給与証明が必要 なので、直前1年だけ給料を上げて取得する戦略も可能。
② 海外企業の実績要件
シンガポール外の企業で働いていた人がONEパスを申請する場合、その企業が 以下のいずれかを満たす必要がある。
- 市場価値5億USD以上
- 年間売上2億USD以上
つまり、日本の中小企業や個人事業主では、ONEパスの申請資格がない。
この場合、まずEPを取得し、1年間シンガポールで月収3万SGD以上を維持した後にONEパスへ移行する方法がある。
③ 文化・芸術・スポーツ・研究分野のトップタレント
給与基準を満たさなくても、科学・技術・研究・文化・芸術・スポーツ分野で国際的な業績を持つ人 は、個別審査でONEパスを取得できる可能性がある。
ONEパスの更新条件
ONEパスの有効期限は5年。
更新には以下の条件を満たす必要がある。
雇用されている場合
- 過去5年間の平均基本月収が30,000SGD以上
自営業の場合(企業経営者)
- シンガポール国民またはPR(永住権保持者)を5人以上雇用
- その5人全員に月給5,000SGD以上を支払うこと
この**「5人の地元民雇用」** はハードルが高く、フリーランスや投資家には難しい。
更新ができない場合は、EPへ移行することになる。
PR(永住権)との比較
ONEパスは**「就労ビザとしては最強」** だが、PR(永住権)には及ばない。
PRのメリット
- 不動産購入時の追加印紙税(ABSD)が30%→5%に軽減(PRなしではコンド購入が非常に不利)
- ローカル校(政府系小学校・中学校)への入学枠確保(外国人の入学は抽選)
- CPF(年金制度)への加入権(将来の社会保障を確保できる)
- 公立病院の医療費補助
PRのデメリット
- 男子は18歳でシンガポールの兵役(NS)が義務化(これを避けるためにPRを取らない人も多い)
ONEパスの申請手続き
申請はMOM(シンガポール労働省)のオンラインポータルから行う。
審査期間は通常1ヶ月程度 だが、EPのように最短数日~半年以上かかることもある。
申請に必要な主な書類:
- 給与証明(過去12ヶ月の給与明細・納税証明)
- 雇用契約書(シンガポール企業に雇用される予定の場合)
- 企業の市場価値や売上を証明する書類(海外企業に勤務していた場合)
- 文化・芸術・研究分野の業績証明(該当者のみ)
まとめ
- ONEパスは「企業スポンサー不要」「複数企業経営OK」「有効期間5年」
- 年収3,600万円以上が必要(固定給与のみ)
- シンガポールでビジネスを展開したい人、PRを取りたくない人向け
- 更新時には「5人のシンガポール人雇用」など厳しい条件あり
シンガポールに長期滞在したい高所得者向けの**「最強の就労ビザ」** だが、取得や維持にはハードルがあるので慎重に検討が必要。
ハロアジのまとめでした。
うにうにありがとう!